意外に知られていない 規則正しい生活の目的と抑えるべき重要ポイント

こんにちは、管理人の井口です。

今回のテーマは「規則正しい生活」です。

健康のために規則正しく生活をすることは重要だと言われます。ただ、「なぜ規則正しい生活が健康にいいのか」「どうすればいいか」までしっかりと知っている人はあまりいないのではないでしょうか。そこで、今回は規則正しい生活の目的とポイントについて書いていこうと思います。


目次
規則正しい生活の目的は体内時計を合わせること
重要なのは、いつも決まった時間に起きて日光を浴びる
食事の時間はなるべく同じにする
寝る時間は必ずしも一定じゃなくてもいい
絶対的な正解はなく、生活のリズムに合わせること


規則正しい生活の目的は体内時計を合わせること

規則正しい生活をする目的は、「体内時計を合わせること」です。体のさまざまな機能のほとんどが体内時計の影響を受けるので、体内時計をしっかり合わせていると体調が整えやすくなります。

体内時計は、脳にあり中心となるものと、細胞それぞれがもつ末梢の時計のふたつ。この2つが過度にずれていると、体の中がいわば時差ぼけのような感じになってしまうので、体調がいまいちだったり、高いパフォーマンスが出せなかったりします。規則正しく生活をすると、この2つが合いやすくなり、体調がととのいや

睡眠に関しては、睡眠ホルモンと呼ばれるメラトニンや目覚めに重要なコルチゾールが体内時計に影響されるので、寝付きがよくなったり、すっきり目覚めやすくなったりします。もちろん、睡眠の質も向上して疲れも取れやすくなり体調もよくなるわけです。

重要なのは、いつも決まった時間に起きて日光を浴びる

規則正しい生活を送るうえで重要なのは、いつも決まった時間に起きて日光を浴びることです。

脳にある体内時計の中枢は、朝の日光でリセットされます。よく知られているように、体内時計の周期は24時間よりも長いので、きちんとリセットしないと後ろにズレてしまいます。後ろにズレると夜に眠くなりにくくなるので、夜更かしをしてしまいやすく、朝が起きれなくなる悪循環になる場合も。よく、夜更かしをするという人は気を付けてください。

また、後で書きますが食事の時間を一定にすると体調を整えやすいですが、起きる時間がバラバラだと朝食の時間もバラバラになりやすくなり、最悪な場合とらないこともあります。そうなると、余計に体内時計が狂いやすくなります。

日光を浴びるのがベストですが、夜勤や冬の早朝などで難しい場合は、デスクライトを使いましょう。光は光源が近いほど強くなるので、デスクライトを目の前に置いて光を浴びるとリセット効果はあります。また、最近の目覚まし時計の中には光で起こすタイプもあるので、そういったものを使うのも一つの方法です。

食事の時間はなるべく同じにする

食事の時間はなるべく同じにします。目的は、体中の細胞が持っている末梢の体内時計を合わせるためです。いつも同じくらいの時間に食事をしていると、体が消化吸収の準備をその時間に合わせるので効率がよくなります。そのため、それほど食べなくても満足感が得やすく、人によってはダイエットになるかもしれません。ちなみに、僕の体感では、前後30分くらいのズレはOKです。

毎日夜遅くに夜食を食べると夜型になるという研究結果もあります。これは、食事で栄養が吸収されると、吸収された栄養を処理するために内臓が働きます。一日くらいなら大したことはないですが、夜食が続くと体がその時間を学習するので、その時間に消化吸収するために準備をするようになります。結果、いざ寝ようとしても、内臓が動いていて寝る準備をしていない状態なので、眠くならず夜型になるわけです。

食事の中では、朝食が一番体内時計を調整する力が強いとされているので出来るだけ食べたほうがいいです。朝食を同じ時間にとるためにも、同じくらいの時間に起きましょう。

寝る時間は必ずしも一定じゃなくてもいい

寝る時間は必ずしも一定じゃなくてもいいです。眠たくなる時間は、昼間の活動次第で変わりますし、日光を浴びた量でも体内時計はずれるので変わってきます。体内時計は昼間に光を多く浴びると早くなり、逆に夜の光が多いと遅くなります。もちろん、一定にしたほうがいいことは確かですがそこまで神経質になる必要はないです。ただ、起床時間は変えないので、寝る時間が遅くなると当然睡眠時間が短くなります。もし睡眠不足で週末に寝だめが必要な場合は、規則正しい生活をしているとは言えないので、改善をしたほうがいいです。

絶対的な正解はなく、生活のリズムに合わせること

ときどき「規則正しい生活とは、何時に寝て、何時に起きることか」と聞く人がいます。僕個人的な意見をいうと、絶対的な正解はなく生活リズムにあっているかが重要だと思います。

厳密にいうと、「朝6〜7時ごろに起きて、夜11〜12時ごろに寝る」のが理想。ただ、仕事の勤務時間や通勤時間、家事や子育てなど生活によって不可能な場合もあります(僕は仕事が昼の1時から10時なので不可能です)。要は、起きる時間と食事の時間をなるべく同じにすること。また、一日くらいで体調は変わらないので、あまり神経質にならないようにしたほうがいいです。

いかがでしたか

今回の記事を実践すると、睡眠の質もあがるので体調が整いやすくなります。毎日、元気になるので生活に張りが生まれるかもしれません。ぜひ、実践して毎日充実した生活を送ってください。

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