こんにちは 管理人の井口です。
シリーズ「カフェイン」。
3回目のテーマは、「副作用」です。
カフェインにも、副作用はあります。普段あまり意識はしてないかもしれませんが、コーヒー等カフェインの摂取量が多い人は、知っておいて損は無いかもしれません。
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不眠
カフェインの副作用で一番有名なのが不眠だと思います。そもそも、カフェインは、眠気を遮断し、頭を覚醒させる作用を持つので、摂りすぎたり、寝る前に摂ったりすると眠れなくなります。
ただ、人が眠るメカニズムは複雑で、カフェインを飲んでても眠れる場合もあります。それでも、カフェインを摂っている場合は、摂ってない場合と比べて睡眠が浅くなるという研究があります。
眠りが浅くなり、昼間に眠いのでまたカフェインを摂るという悪循環になる場合もあります。海外では、カフェインの摂りすぎで眠れなくなり、睡眠薬に頼るといった例もあり問題になってます。
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不安障害
カフェインは、稀に不安障害を引き起こすことがあります。ただ、これは大量にカフェインを摂取した場合です。それこそ、一日にコーヒーを10杯以上飲むとか、錠剤のカフェインを飲むことがある場合です。普通の人は、気にしなくていいと思います。
パニック障害を持っている人は、カフェインを多く摂ると、発作が起きやすくなるという実験結果があります。 ただこれも、一度に500mg程度(コーヒーでいうと7~8杯)という量なので、あまり気にしなくていいと思います。
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幻覚症状
カフェインを、ある程度摂ると幻覚症状が出ることがあります。主なのは、幻嗅(臭い)と幻聴(音)です。この場合は、日常でストレスが多かったりすると症状が出ることがあるそうです。カフェインの量は、一日200mg程度(コーヒー3杯程度)。日常に支障をきたすほどの幻覚は無いけれど、出ることがあるということは、知っておいた方がいいかもしれません。
あと、手足の震えや耳鳴り等の知覚障害や意識障害が起きることがあります。ただ、これも、一度に1000mg単位の量を摂らないとなりません。
ちなみに、カフェインにも致死量は存在します。ただ、普通摂るカフェインの単位は㎎ですが、致死量はg単位です。その量を数時間以内で摂らないといけないので、普通に摂取している分には、気にしなくていいと思います。
今回のポイント
大量に摂取しないと副作用は出ないが、不眠の症状は気をつけたほうがよい。
いかがでしたか。
カフェインの副作用は、ある程度大量に取らないと出ませんが、不眠の症状は気をつけないと、日常に支障が出るもしれません。摂取することにメリットが多いからこそマイナス面も知ったうえで賢く摂りたいものですね。
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