あなたは大丈夫? 睡眠不足の9つのサイン+1

こんにちは 管理人の井口です。

今回のテーマは「睡眠不足のサイン」です。

あなたは「寝不足になると、眠たくなる」と思っていませんか。もちろん、眠たくなるのは間違いないですが、それ以外にも様々なサインがあります。時には、体の不調として現れることもあります。原因が寝不足と気づかないと、薬をずっと飲み続けたり、病院を渡り歩いたりします。そこで、今回は寝不足のサインを紹介していきます。ちなみに、順番は関係ないです。


目次
夕方にしんどくなる
ど忘れが多い
しゃっくりが多い
時間が早くすぎる
物にぶつかる
すぐに寝てしまう
やめられない
口呼吸
冗談に笑えなくなる


夕方にしんどくなる

1つ目が「夕方になるとしんどくなる」です。朝に目覚めた時にスッキリ起きて「よく寝た」と思っていても、夕方になるとどっと疲れが出てくることはありませんか。これは、レム睡眠が足りていない兆候です。

睡眠には、レム睡眠とノンレム睡眠があるのはご存知の人も多いと思います。睡眠には、記憶の整理の役割があり、ノンレム睡眠は記憶の消去、レム睡眠は記憶の生理と定着の役割があります。ノンレム睡眠をしっかりとっていても、レム睡眠が足りてないと記憶の整理ができてない状態になります。例えるなら、ゴミやいらないものは捨てただけの部屋です。放っておくと、またゴミがが溜まってきて元通りになります。

なので、夕方ぐらいになると疲れが出てきます。この兆候がある人は、もう少し睡眠時間を確保してレム睡眠を取りましょう。

ど忘れが多い

2つ目が「ど忘れ」です。ど忘れも、レム睡眠が足りてない兆候です。

先程も書いたとおりレム睡眠が足りてないと記憶の整理が出来てないので、取り出すのに時間がかかるようになります。なので、「あれ何だっけ」とど忘れが多くなるわけです。

また、脳が戦略的に思い出さないこともあるらしいです。これは、自分を焦る状況におくことで、目覚めようとしているらしいです(自分ではわからないですが)。どちらにせよ、睡眠不足の兆候なので、気をつけてください。

しゃっくりが多い

3つ目が「しゃっくり」です。ちなみに、しゃっくりは呼吸の横隔膜が痙攣している状態です。

実は、欠伸としゃっくりは、本質的に同じものです。この2つは、脳が酸素を欲しがることで起きるのですが、その衝動が普段の呼吸のタイミングに合うと欠伸になります。反対に、タイミングがずれると横隔膜が細かく動くことになるので、しゃっくりになります。僕の場合、しゃっくりが一番出るのは昼前です。一番頭が働かない時間帯なので当たり前です。

余談ですが、迷信で100回しゃっくりすると死ぬと言われていたことがありました。これはただの迷信で、いつだったかギネスで「20年間しゃっくりし続けた人」が認定されていました。ただ、死にはしなくても、しゃっくりは早く止めたいですが。

時間が早くすぎる

4つ目が「時間が早くすぎる」ことです。なにかに没頭して集中していればいいですが、この場合は、いつもと同じようにしているつもりでも、時間がかかる場合です。

睡眠不足になると、脳の働きが鈍くなります。特に文字を読むといった認知機能が落ちます。なので、文字を読むのも時間がかかりようになります。自分で本等を読むときは気づきにくいですが、字幕やyoutubeの文字スクロール動画を見たりするとよくわかります。仕事の生産性にも影響が出るので、気をつけてください。

物にぶつかる

5つ目が「物にぶつかる」ことです。柱やテーブルに脛をぶつけて痛い目にあった人も多いと思います。

これは、脳が自分の体をちゃんと認識していないことと痛みという刺激で脳を目覚めようとしているためです。初めは肩がぶつけたりする程度ですが、ひどくなると脛やわざとぶつかるようなこともあります。

僕は以前、わかっているのに自分から道路の側溝にハマるような事がありました。目で見てわかっているのですが、頭が働いてないので危ないとは思いませんでした。今考えるとかなり危険です。みなさんも気をつけてください。

 

すぐに寝てしまう

6つ目が「すぐに寝てしまう」ことです。寝付きがいいのはいいことですが、早すぎるのも考えものです。本来、人は眠るのに約10分ほどかかると言われています。これは、脳波が睡眠のものに変わるのにそれくらいの時間が必要だからです。しかし、睡眠不足だとすぐに眠ってしまいます。特に、日中に目を閉じるとすぐに寝るというのはかなりひどいかもしれません。なので、心当たりがある人は、気をつけてください。

やめられない

ある行動がやめられないのも睡眠不足が原因の可能性があります。例えば、スマホをいじったり、youtubeの動画を見だしたらやめられなくなった等。例を上げると数え切れないほどあるかと思います。

行動がやめられない理由は、脳の中の神経伝達物質にあります。神経伝達物質の一つにドーパミンと言うものがあります。ドーパミンは、快楽物質と言われていて欲求を満たして満足したりすると分泌されます。また、ドーパミンは期待感を生むので次も同じ行動をするようになります。これが続くと依存症になります。当然行動が特定のことに偏っているとそれだけ依存症になりやすくなります。

睡眠不足だと、判断力も鈍るのでやめにくくなります。ストレスの発散は大事ですが程々にしましょう。

 

口呼吸

普段、口呼吸をしていたら要注意です。なぜなら、睡眠不足だと、口呼吸になりやすくなります。

睡眠不足だと脳の働きが鈍くなるので、体は脳を起こそうとします。その対策の一つが、「酸素を取り込む」ことです。なので、先程も書いた欠伸やしゃっくりがでます。それでも足りないと、鼻だけではなく口でも呼吸して、酸素を取り込もうとします。

また、人によっては、鼻炎が出るので鼻がつまり口呼吸になってしまいます。あまり続くと癖になってしまい、睡眠中も口呼吸になります。口呼吸は、いびきや風邪の原因になるなど、いいことはないので注意してください。

 

冗談に笑えなくなる

理由はよくわからないのですが、睡眠不足だと冗談やジョークが通じなくなるらしいです。なんでも、脳の神経細胞の一種であるミラーニューロンの働きが変わり、他人の笑顔に反応しなくなり、怒りの感情に強く反応するようになるそうです。

これが本当なら、友人の冗談やジョークが面白くなくなるので、コミュニケーションが難しくなります。また、笑うことはリラックスする効果もあるので、その意味でも問題です。最近、面白くないと感じたら睡眠不足かもしれません。

 

これ以外にもたくさんあるのですが、僕個人的なサインとして、「左足の裏に水ぶくれができる」ことがあります。

睡眠不足になると右目で物を見る比率が高くなるそうです。簡単に言うと、「右目だけでものを見ようとする」と考えればいいと思います。すると、右目を体の中央に持っていこうとするので、左足に体重が乗ります。それが長時間続くと水ぶくれが出来るわけです。

僕は仕事がほぼ立ちっぱなしなので、左足の水ぶくれが睡眠不足のサインになっています。すべての人に当てはまるわけではないですが、参考にしていただければ。

いかがでしたか。

今回は、「えっ、そんなことも」というようなことを書いていて、これらの他にも様々なサインがあります。なかなか治らない体の不調があれば、一度睡眠不足を疑ってみてはいかがでしょうか。

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