こんにちは 管理人の井口です。
今回のテーマは「睡眠と習慣」です。
年明けや新年度の始まりに、多くの人が新しい習慣を始める人も多いと思います。ですが中には、三日坊主で止めてしまう人もいると思います。実は、睡眠不足だと新しい習慣がなかなか定着しません。そこで今回は、睡眠と習慣の関係から、僕なりの続けるコツまでを紹介していきます。
目次
・睡眠不足だと定着しにくい
・新しい習慣を続けるポイント
・今回のポイント
睡眠不足だと定着しにくい
睡眠不足だと新しい習慣を始めようとしても、続きにくくなかなか定着しません。その理由は、以下の三つがあります。
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体が古い習慣を優先してしまう
睡眠不足だと、新しい習慣よりも古い習慣を体が優先してしまいます。これは一種の生存本能で、誰にもあることです。
睡眠不足の状態はいわば脳が働かない状態です。人間という種族は、脳を発達させて生き残ってきましたから、生物としての本能から考えると脳が働かない状態というのはかなり危険な状態です。古い習慣は、善悪に関係なくその習慣を行うことで今まで生きてきたわけですから、体が生き残る確率が新しい習慣よりも高いと判断して古い習慣を優先してしまうわけです。
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注意力が散漫になる
先程も書きましたが、睡眠不足の状態は脳があまり働かない状態です。だから、集中力がなく注意力が散漫になりやすいです。
特定のタイミングで行う行動などは、そのタイミングに気づかずに素通りしてしまうことが多いです。また、体が優先して古い習慣をしていても気づかないことが多いです。
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やる気が出ない
睡眠不足の状態は、無気力であまりやる気が出ません。場合によっては、疲労感やだるさなども感じることもあります。
だから、例えばウォーキングやジョギングなどの運動する習慣を始めようと思っても、続かないことが多いです。運動に限らなくても、寝る前に行う習慣などはなかなか行動出来ずに長続きしません。
ちなみに、4月の新年度の始まりとともに日記等を始めようとする人も多いと思いますが、実は春という季節は睡眠の質が落ちやすいです(春の睡眠については別の記事に詳しく書きます)。新しい習慣を始めるなら新年の1月がおすすめです。
新しい習慣を続けるポイント
しっかりと睡眠を取ることを前提として、僕が個人的に考える新しい習慣を続けて定着させるポイントを四つ紹介します。
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「続けないといけない」と思わない
まず、一つめが「続けないといけない」と思わないことです。「続けないといけない」「続けなきゃ」と自分にプレッシャーをかけていると、一度その行動をしない日があるとすぐにやる気が無くなってしまいます。
僕は、「続けよう」とは思わずに「とりあえず、今日やろう」と思うようにしています。やらない日があっても、次の日に「今日はやろう」と思って行動します。その日その日を行動していれば、いつかは定着するのであまり「習慣にしよう」と気張らないことです。
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新しい習慣を忘れない
二つめが、新しい習慣を忘れないことです。
忘れていなければ、やらない日があっても「昨日やってないから今日はやらなきゃ」と自分を戒める事が出来ますが、忘れてしまうと行動することも出来ません。
やるかどうかはともかく、紙に書いて貼っておくとかスマホのアラーム等で自分に行動を知らせるようにしましょう。
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最低ラインを作る
三つ目は、行動する最低ラインを作ることです。
よく言われることですが、行う行動が難しかったり時間がかかるものほど行動しにくく、簡単ですぐに終わるものほど行動しやすいです。
やらない日を出来るだけ作らないために、簡単ですぐに行動できる最低ラインを作りましょう。勉強なら1ページだけ読むとか、運動系なら外に出て体操するだけにするとか本当に簡単にできるものしたほうがいいです。
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高望みしない
四つ目が、高望みをしないことです。三つ目とも関係がありますが、最初から続けるのが難しそうな行動を設定してしまうとその習慣をやることに億劫になってしまいます。
例えば、日記なら毎日10行~20行くらい書ければいいのですが、難しい日もあると思います。まずは、「日記を書く」という行動を定着させることに集中するために、2,3行位にしておくとか、または一行日記をするのもいいかもしれません。
目標は目標として持っておき、まずはその習慣を定着させることに集中しましょう。
新しい習慣を続けるコツは、最終的には「楽しむ」ことだと思っています。その行動をすることが、楽しければ人は進んでやるでしょうし、忘れることもありません。焦らず、工夫して楽しみながらやりましょう。
今回のポイント
いかがでしたか。
今回は、ライフハック的な内容になってしまいましたが、三日坊主でなかなか続けることが出来ないという人は、是非参考にしてください。
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