顔の筋肉を緩めると寝つきが良くなる理由

こんにちは 管理人の井口です。

今回のテーマは「表情筋」です。

表情筋というのは、顔の表面の筋肉のことです。顔の表情を作ることからつけられていると思います。表情筋そのものは睡眠とはあまり関係がないですが、寝つきをよくするために関係していたりします。そこで今回は、表情筋の特徴と睡眠との関係を書いていきます。


目次
主な表情筋の種類
表情筋の特徴
表情筋と睡眠との関係
表情筋の緩め方


主な表情筋の種類

顔の表面には、およそ30種類の筋肉があります。主な筋肉は以下の5種類です。

  • 前頭筋

    前頭筋は、眉毛の上から伸びている筋肉で、眉毛を釣り上げる役割があります。この筋肉が衰えると額に横縞が入るようになります。

  • 眼輪筋

    眼輪筋は、目の周りの筋肉です。目の開閉等の役割があります。この筋肉が衰えると、目尻のシワになります。

  • 頬筋

    頬の筋肉で「きょうきん」と呼びます。上下の顎関節から口の横側まで伸びている筋肉です。口の横を持ち上げる働きがあります。この筋肉が衰えると、口角が下がりがちになります。

  • 口輪筋

    口輪筋は、口の周りの筋肉です。様々な口の動きを作っています。この筋肉が衰えると、口元のシワやたるみにつながります。

  • 頤筋

    口から顎に向かって伸びている筋肉で、「おとがいきん」と呼びます。下顎を持ち上げてシャープな顎のラインを作っています。この筋肉が衰えると、はっきりと二重顎になってしまいます。

表情筋には、この他にも鼻の横側にある「鼻筋」や、目の下側にある「小頬筋」などがあります。

表情筋の特徴

表情筋には、腕や脚などの一般的に知られている筋肉と違う特徴があります。

  • 拮抗筋がない

    表情筋には、拮抗筋がありません。拮抗筋とは、「一方の筋肉が縮めば、もう一方の筋肉が伸びる」という関係の筋肉のことを指します。例を出すと、力こぶの筋肉で有名な上腕二頭筋と腕を伸ばす時に縮む上腕三頭筋が拮抗筋の関係にあります。

  • 起きてる間はずっと緊張している

    表情筋のもう一つの特徴は、「起きてる間は重力に逆らってずっと緊張してる状態にある」ということです。だから、起きている間は、基本的に頬がたるんだり眠くもないのにまぶたが閉じることはないわけです。ずっと緊張しているので、普段気がつきませんが、実はものすごく疲れている筋肉でもあるといえます。

    ちなみに、年をとってくると顔がたるんだりするのにも理由があります。年をとると、眠りが浅くなるのでノンレム睡眠が少なくなります。すると、起きてる間にもノンレム睡眠の影響が出るようになります。ノンレム睡眠は力を抜く働きがあるので、年をとると表情筋が力が抜けてきて、重力に逆らって緊張する力が無くなってくるために、シワやたるみに繋がるわけです。

    疲れてくると、体が重くかんじるのも同じ理由です。

表情筋と睡眠との関係

表情筋と睡眠との関係ですが、表情筋を緩めると寝つきが良くなります。なぜなら、リラックスするスイッチになるからです。

先程も書いた通り、表情筋は、起きてる間はずっと緊張しています。そして拮抗筋がないので、一日中縮みっぱなしです。ずっと縮んで緊張している表情筋をゆるめる事は、体にもう緊張しなくていいという合図を送ることになるので、リラックスしやすくなります。その結果、寝つきやすくなるわけです。

これは、目の筋肉にも同じ事が言えます。現代社会は、目を酷使する生活なので、目の筋肉も疲れやすくなっています。なのでたまには、目の筋肉のケアもした方がいいです。あまり疲れすぎると眠気が来にくくなるので、眼鏡やコンタクトをしている人は特に気をつけましょう。目と睡眠の関係について詳しく知りたい方はこちらの記事をどうぞ「知っていますか? 目の疲れによる睡眠への影響」

表情筋の緩め方

表情筋のゆるめ方は、さほど難しくないです。というか簡単にマッサージするだけでいいと思います。実際にやってみると、特に頬の頬筋はカチコチで痛いくらいでびっくりします。僕は、毎日はしませんが、疲れていたり、帰るのが夜遅くなったりした時は寝る前にマッサージをしています。以下の5つの場所をしています。

  • 前頭筋をマッサージするわけです。両手で、適当に円を描くようにマッサージします。

  • 目の周り

    ここは、毎日エアーの圧力でマッサージしてくれる機械でマッサージしています。気持ちよくて、つい寝ちゃうくらいです。もちろんマッサージしているのは、眼輪筋です。

  • 目の下

    ここには、「小頬筋」という筋肉があります。目を使う仕事をしているので、ここも結構疲れてくるので、よくマッサージします。

  • 頬筋をマッサージします。先程も書きましたが、マッサージすると痛いくらいカチカチになっています。僕はほぐすまではやりません。痛みで目が覚めてしまうかもしれないので。

  • 耳の下辺り

    顎関節の辺りです。セロトニンの分泌の関係で、僕は良く噛むためよく疲れるので、マッサージすることもあります。

マッサージすると、力が抜けてちょっと重く感じるようになります。そのまましていると、体の力も抜けやすくなるので、寝付きやすくなるはずです。

いかがでしたか。

女性の方は、化粧落としや、顔のしわ対策でもうマッサージしている人も多いと思います。しかし、男性はあまりやってないかもしれません。寝つきがいい人はかまいませんが、なかなか寝付けないという人は、一度試されてはいかがでしょうか。