これで大丈夫!?金縛りのメカニズム

こんにちは 管理人の井口です。

今回のテーマは「金縛り」です。

大分前の話ですが、NHK E テレの「又吉直樹のヘウレーカ!」という番組で、金縛りを取り上げていました。金縛りは、僕も一度なったことはありますが何の知識もないと、ちょっと焦ってしまいますね。僕の場合は、なる理由を知っていたので別に焦ることはありませんでした。そこで今回は、金縛りについて書いていきます。


目次
金縛りは世界共通
金縛りのメカニズム
金縛りを防ぐには


金縛りは世界共通

金縛りは世界共通です。人の体は、よっぽど特殊な事情がない限り同じなので、当たり前といえば当たり前です。

金縛りのメカニズムがわかる前は、日本では座敷わらしの仕業だと思われていました。欧米では、悪魔の仕業だと思われていたようです。とにかく、妖怪や幽霊などの類の仕業と思われていたらしいです。ちなみに、番組の中でヨーロッパの男性が「体が沈んでいく感じがした」と話していましたが、これは眠りに入る直前の感覚と同じです。

金縛りのメカニズム

金縛りは、専門用語でいうと「睡眠麻痺」になります。麻痺といっても一時的なものです。

金縛りはいつ起きるかというとレム睡眠のときです。レム睡眠の時は夢を見ますが、そのときに体が動かないようにしているのですが(レム睡眠について詳しく知りたい方はこちらの記事をどうぞ「見過ごされがちなレム睡眠の重要ポイント」)、この時に意識が覚醒してしまうと金縛りになります。つまり、金縛りとは体が動かないようになったまま頭が起きてしまった状態です。

また、脳が興奮しすぎたまま眠るときも要注意です。興奮したままだと、レム睡眠が睡眠の初期に出やすくなります。すると、頭は興奮して起きていて体は寝ている金縛り状態になりやすくなります。脳は、つい先程まで起きていたので、起きていると錯覚しやすいため、レム睡眠の夢を幻覚と勘違いしてしまいます。なので、寝る前はリラックスして、脳を休ませる時間を取りましょう。

金縛りは、旅行や出張中に起こりやすいとされています。体は疲れていても慣れない環境のストレスで脳が興奮しているためです。そういう意味では、4月等で引越しをしたときは要注意かもしれません。

ちなみに、逆だと体は動いてしまうので「リアルな夢」を見る状態になります(リアルな夢についてはこちらの記事をどうぞ「夢についての豆知識」)。

また、金縛りの時は息苦しさを覚えるときもありますが、これも呼吸の筋肉がうまく動かないため、うまく呼吸出来ないからです。

では、金縛りになったらどうすればいいかというと、焦らずにじっとしてればいいです。しばらくすると、頭がはっきりしてきて体も動くようになります。焦ってしまってパニックにならないように気をつけましょう。

ちなみに、金縛りの体験率は、男性で37%、女性で51%、全体で43%。初体験の年齢は、男性が17~18歳、女性が15歳でピークになるらしいです。

金縛りを防ぐには

金縛りを防ぐにはどうすればいいかというと、睡眠の質を上げることです。

レム睡眠の時は、夢を見るので頭の温度が少し上がります。この時に、体温がしっかり下がってなくて、頭の温度が高いままだと、意識が覚醒してしまい金縛りなってしまいます。体温をしっかり下げると血液も冷たくなり、頭の温度も下がります。なので体温をしっかり下げて睡眠の質を上げると金縛りになりにくくなります。

睡眠の質を上げる方法はこちらの記事を参考にしてください。「睡眠の質を上げる方法はこれだ!」

また、寝る直前に頭を冷やす方法も効果があると思います。

睡眠と頭の温度について詳しく知りたい方はこちらの記事をどうぞ。「頭が熱いと睡眠にどんな影響があるか」

いかがでしたか。

金縛りは、知識さえあれば別に焦らずに対処できるようになります。また、睡眠の質を上げると金縛りになりにくくなります。今回の記事を参考に金縛りとサヨナラをしましょう。

 

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