こんにちは 管理人の井口です。
今回のテーマは「生産性との関係」です。
近頃、政府が生産性向上の為の法律を作ったり、様々な企業が生産性向上の取り組みを始めるなど、生産性が注目されています。ですが、睡眠不足や睡眠の質が悪かったりしたら、工夫していても、生産性がなかなか上がりません。そこで今回は、睡眠不足と生産性の関わりについて考えていきます。
目次
・生産性とは
・睡眠不足が生産性に及ぼす五つの要因
・今回のポイント
生産性とは
wikipediaには次のように定義されています。
生産性(せいさんせい、Productivity)とは、経済学で生産活動に対する生産要素(労働・資本など)の寄与度、あるいは、資源から付加価値を産み出す際の効率の程度のことを指す。
引用:wikipedia
一言で言ってしまうと「仕事の効率」のことです。同じ時間でより多くの仕事をこなす、同じ仕事をより短時間で終わらせると生産性が高いことになります。
日本は、少子高齢化で働く人が減っているので、生産性を高めないと「いつまでも仕事が終わらない」というような状態になってしまいます。また、近い将来日本が外国人の受け入れを開始したり、AIを導入したりすると、生産性が低い人は解雇されるかもしれません。
睡眠不足が生産性に及ぼす五つの要因
睡眠不足が生産性に影響する要因は次の五つです。
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集中力低下
睡眠の質が悪いと注意力が散漫になってしまい、集中力が低下します。
そのため、仕事のペースが落ちていつもより多くの時間がかかってしまいます。また、人の話を聞く際も、話の内容に集中出来ないため、コミュニケーションにも影響が出てしまいます。
人によっては、全く逆に没頭するようになるかもしれません。周囲の音や状況に気づかないほど集中するのもどうかと思います。
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決断力が鈍る
人によるかもしれませんが、僕の場合睡眠の質が悪かったり睡眠不足だと、決断力が鈍ります。
僕はもともと性格が慎重な方なのですが、より慎重になりすぎてしまい優柔不断になってしまいます。リスク等が気になってしまい、決断を先延ばしにしてしまいがちです。人によっては、後先考えずに行動してしまう人もいるかもしれません。とにかく、行動が極端になりやすいということです。
また、睡眠不足だと、体がだるかったり無気力状態になりやすいので、そういう意味でも決断を先送りにしてしまいがちになります。
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ど忘れが多くなる
睡眠が悪いと「あれ、なんだっけ」というような度忘れが多くなります。これは、記憶がちゃんと整理されないために、うまく思い出せないために起こります。
また、記憶力も低下するので、上司の指示の内容などが忘れてしまうこともあるかもしれません。その度に、思い出す時間や確認する時間が必要になってしまうので、無駄な時間が増えてしまいます。
睡眠と記憶との関係を詳しく知りたい方はこちらの記事をどうぞ。「睡眠と記憶の密接な関係」
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理解力が落ちる
睡眠が悪くなると、認知機能が落ちるので物事を理解するのが遅くなります。
例えば、資料を読む場合、いつもよりも時間がかかってしまいますし、人の話も理解するのが追いつかないので、なかなか頭に入ってこなくなります。そのため、会議等に参加していても進行についていくので精一杯になり、自分の意見を言うのが難しくなります。
また、ちょっとした間違いにも、気づくのが難しくなるので、凡ミスが増えます。ミスをするとその訂正や後始末に余計な手間がかかるので、当然生産性は落ちます。
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眠くなる
当たり前の話ですが、睡眠が悪いと日中に眠くなります。当然、仕事ができる状態ではないので生産性は落ちます。眠い場合は、カフェイン等で眠気を覚ますのもいいですが、仮眠をとるのもおすすめです。
仮眠のポイントについて詳しく知りたい方はこちらの記事をどうぞ。「効果的な仮眠のポイントと注意点」
見てきたように、睡眠不足だと様々な要因で生産性が落ちてしまいます。落ちると、時間がかかるので長時間労働になりやすくなります。そうなると、睡眠時間が短くなり、生産性が落ちて時間がかかるといった悪循環になりやすいので気をつけましょう。
今回のポイント
いかがでしたか。
最近は、ワークライフバランスといった、プライベートの時間も充実しようという考えもあります。ただ、見てきたように睡眠が悪いと仕事がうまくはかどらず時間がかかってしまいます。そうなると、当然プライベートの時間も短くなります。そうならないためにも、睡眠をしっかり取り手早く仕事終わらせて、プライベートをしっかり楽しみましょう。
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