こんにちは 管理人の井口です。
シリーズ「寝具」
今回のテーマは、「枕選びのその他のポイント」です。
前回の記事で、枕の高さについて書きました(前回の記事はこちら『快眠するための枕の高さに関する4つのポイント』)。枕を選ぶ際には、高さ以外にも、硬さや大きさなどのいろんなポイントがあります。快眠するには、どのポイントも重要です。そこで今回は、枕を選ぶときの高さ以外のポイントの注意点を書いていきます。
枕の素材の特徴について詳しく知りたい方は、こちらの記事をどうぞ。「主な枕の素材の特徴まとめ」
目次
・硬めがおすすめ
・大きめを選ぶ
・形について
・夏と冬での違い
硬めがおすすめ
硬さは好みで選んでもいいと思いますが、自分の好みがよくわからない人やどっちでもいいという人は硬めの枕がオススメです。
マットレスでも同じなのですが、柔らかいと寝心地が良くなる反面、寝返りがしにくくなります。硬いと寝返りがしやすくなります。枕の場合も同様なのですが、柔らかいと寝返りをして横向きになった時に問題があります。マットレスや敷布団が柔らかければ大丈夫ですが、柔らかいと枕で頭支える事が難しくなるので、朝起きた時に首が痛くなる可能性があります。なので、僕は硬めのものをお勧めします。
大きめを選ぶ
枕の大きさですが、大きめのものを選びましょう。
前回の記事にも書きましたが、枕は頭を支えることの他にも、首の後ろの隙間を埋めて頚椎を支える役割があります。なので、枕には首と頭を載せることになります。小さいものだと頭をのせるだけになるので不安定になってしまいます。
また、睡眠中は寝返りをするので、横向きになっても頭が枕から落ちない程度の大きさが必要です。小さいと、頭が枕から落ちるか、落ちないようにその場で寝返りをしようとします。そうなると、脚で一度体を持ち上げて寝返りをするので余計な力が必要になります。体を休めるために寝ているので、睡眠中に余計な力を使うのはできるだけ避けたいものです。
なので、枕は大きめのものを選びましょう。ちなみに、大きさの目安は、奥行きが50cm程度、幅が60cm程度だと言われています。
形について
枕の形ですが、好みで買っていいと思います。でも、あえて僕の意見を書くと、無難なのは「真ん中が凹んでいて、両側が高い形」です。真ん中は、仰向けで寝ている時の場所で、両側は寝返りをして横向きになった時の場所です。必要な高さが違うので分かれていたほうがいいです。
あと、出来れば枕の中身が別々になっていて、部分ごとに高さの調節ができるものの方がいいです。価格は安いものは、すべて中身がひとまとめになっていますが、枕の高さが高い方がいいという人はいいのですが、低くすると寝ている最中に中身が動いてしまう可能性があります。そうなると、高さが変わってしまうので調節した意味がなくなってしまいます。
部分ごとに高さ調節が出来れば、手間はかかりますが自分ぴったりの枕をつくることが出来ます。なので、ちょっと値ははるかもしれませんが、部分ごとに高さ調節ができる枕のほうがいいです。
夏と冬での違い
夏と冬とでは、気候が違うため枕に必要な機能が違います。
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夏は通気性と汗を吸収し発散するものがいい
夏は体温を下げるために汗をかきます。当然頭も汗をかくので、それを吸収し発散する機能が必要です。また、蒸れを押さえるために通気性が高いことも重要です。これらの機能がないと、ベタついたり蒸れて不快になってしまい目が覚めてしまいます。
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冬は保温性が重要
冬は気温が低いので、ほっといても頭の温度は下がりますが、下がりすぎると今度はなかなか起きれなくなるので、ある程度は暖かくする必要があります。なので、ある程度の保温性が必要になります。
日本の場合は、夏は高温多湿冬は低温低湿と全く逆なので、出来れば夏用の枕と冬用の枕という風に使い分けるのがベストかもしれません。ですが、良い枕はやっぱり高いので、なかなか二つそろえるのは難しいと思います。
要は、上記の機能があればいいので、枕用の敷きパッドで夏用と冬用に分ければいいと考えています。僕の場合は、枕カバーをタオル地のものにして一年中それで通してます。冬は、少し考えるかもしれません。
ちなみに、夏は硬めの枕が良いとされていて、冬は柔らかめの枕は良いとされています。これは、硬めのものは通気性が良く、柔らかめのものは頭や首にフィットするので暖かいからです。
いかがでしたか。
枕を変えると眠れなくなるという人もいるように、快眠には欠かせないものです。是非今回の記事を参考にして、ぴったりの枕を探してはいかがでしょうか。
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