寝間着に関する基礎知識

こんにちは 管理人の井口です。

シリーズ寝具

今回のテーマは「寝間着」です。

だれでも日中に着ている服のまま寝る人はいないと思います(帰ってすぐにバタンキューと寝る人は除く)。ですが、今着ているパジャマが、快眠するのに邪魔になっていないと断言できる人はあまりいないのではないでしょうか。そこで今回は、寝間着に関する言葉の語源から、素材、ポイントなどを書いていきます。


目次
寝間着に関する言葉の語源
寝間着の素材の特徴
寝間着を選ぶ際のポイント
スウェットを着て寝るのはNG
裸で寝ることの是非


寝間着に関する言葉の語源

日本語では、寝間着と一括でいいますが、いくつか似たような言葉があります。詳しい意味と語源は以下の通りです。

  • パジャマ

    上着とズボンにわか分かれている物を指します。言葉そのものはアメリカ英語からですが、語源はインドでヒンディー語の「パージャーマー」が由来です。ゆったりしたズボンという意味で、転じてゆったりした寝間着を指すようになりました。

  • ネグリジェ

    ワンピース型の物を指します。主に女性用を指しますが、男性用もあります。語源はフランス語の「neglge」という言葉で、だらしないという意味です。

  • ナイトウェア

    ナイトウェアは、寝る前に寛ぐ時に着る服のことです。寝間着の意味も含むこともあります。

  • ルームウェア

    家や部屋で寛ぐ時に着る服のことです。

ちなみに、パジャマとネグリジェでは、ネグリジェの方が快眠できます。ネグリジェの方が締め付けないので、リラックスできるからです。

寝間着の素材の特徴

  • シルク

    シルクは、寝間着としては最高の素材です。吸湿性、放湿性があり、適度に保温性もあるので一年中使えます。また、肌触りもいいので着心地もいいです。ただ、やはり高価なのが玉に傷です。

  • 麻は、吸湿性、放湿性があり耐久性があるのが特徴です。シャリ感があってベタつかないので、夏向きの素材です。ただ、やはり肌触りが独特なので好き嫌いが別れると思います。

  • 綿

    綿は、安価で最もポピュラーな素材だと思います。吸水性、保温性もあり、肌触りもいいです。

  • ガーゼ

    ガーゼは、吸水性、保温性も良く、肌触りがやさしいので介護用に多く使われています。

寝間着を選ぶ際のポイント

  • 着心地が良い

    一番重要なのが、着心地がいいことです。着心地が悪いとリラックスできないので睡眠の質は悪くなります。

  • 締め付けない

    次に重要なのが、締め付けないことです。締め付けると小さな力でも体にはストレスになります。中には、ゴムひもは体に悪いという人もいます。中には、ノーパンで寝る人もいます。女性の方は、ブラジャーを付けたまま寝るのはやめた方がいいです。

  • 汗を良く吸う

    寝ている間は、冬でもコップ1杯分くらいの汗をかくといわれています。なので、その汗を吸収してくれる方がいいです。汗を吸い取ってくれないと汗が冷たくなってしまい、目が覚めてしまいます。

スウェットを着て寝るのはNG

冬の寒い時は、スウェットのルームウェアを着る人も多いと思います。ですが、スウェットを着たまま寝るのは、オススメしません。理由は以下の3つです。

  • 暑すぎる

    スウェットは暖かいのでルームウェアとしては重宝しますが、寝間着としては暑すぎます。なので、体温があまり下がらないため、睡眠の質が低下してしまいます。

  • 体に巻きつく

    大抵のスウェットの服は、ぶかぶかだと思います。その服を着たまま寝ると寝返りをした時に、体に巻きついてしまいます。そうなると、体的にはストレスになるので快眠はしにくくなります。

  • 汗をあまり吸わない

    スウェットの服はあまり汗を吸いません。普通の時なら何の問題は無いですが、例えば風邪を引いた時などは、普段よりも汗をかきます。しかし、スウェットは汗を吸わないので、夜中に起きて汗を拭いたり着替えたりする必要があります。

裸で寝ることの是非

日本にはあまりいないみたいですが、世界には全裸で寝る人もいます。全裸で寝ることには、以下のメリットやデメリットがあります。

メリットは、服の締め付けが無いのでリラックスが出来ること

全裸で寝ると当たり前ですが、服による締め付けがないのでリラックスできます。また、血流の邪魔もしないので、疲れが取れやすくなったり免疫力が向上したりします。

デメリットは、すぐに行動できないこと

全裸なので、起きてすぐに行動することが出来ないのが難です。地震等の緊急事態には厳しいかもしれません。あと、汗で寝具が汚れます。そのため、普通よりも頻繁にシーツなどを洗濯する必要があります。また、掛け布団が暑かったりして布団を蹴ってしまうと無防備になるので、風邪を引く可能性があります。なので、部屋の温度や掛け布団の選択などに神経を使うかも知れません

いかがでしたか

寝間着は、日本ではパジャマとして認知されています。また、寝具ほど重要視している人もあまりいないと思います。しかし、直接肌に触れるのでリラックスするという視点で見ると、結構重要です。今回の記事を参考に、自分だけの寝間着を見つけてはいかがでしょうか。

 

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