「驚くほど眠りの質がよくなる 睡眠メソッド100」の御紹介

こんにちは 管理人の井口です。

今回は、かんき出版から出版されている「驚くほど眠りの質がよくなる 睡眠メソッド100」という本を紹介します。


目次
基本情報
著者の紹介
本の特徴
こういう人におすすめ
目次と簡単な内容の紹介
本の感想


基本情報

著者 三橋美穂
出版社 かんき出版
定価  1400円+税

著者の紹介

著者の三橋さんは、寝具メーカーの研究開発部に勤めていて2003年に独立したそうです。書籍の執筆や監修、NHKなどのテレビ番組の出演など多方面で活躍されています。何でも、1万人の枕のフィッティングした経験から、頭を触っただけでどんなタイプが合うかわかるんだそうです。

本の特徴

この本は、目覚めた時から寝るまでの快眠するための様々なテクニックや方法が書かれています。大抵が見開き2ページで一つの項目になっているので読みやすく、しかもわかりやすく書かれています。自分の睡眠の悩みに該当するページを読むといった辞書のような使い方がいいと思います。

こういう人におすすめ

  • 様々な快眠の方法が知りたい人
  • 睡眠の悩みがある人
  • 今よりもぐっすり眠りたい人

目次と簡単な内容の紹介

第1章「起きられない」「いつも眠い」をなくすコツ

この章では、寝起きを改善するための方法が紹介されています。項目は以下の三つです。

  • 朝起きられない
  • 起きてからぼーっとする時
  • 日中眠くなったとき

第2章「寝付けない」「眠りが浅い」をなくすコツ

この章では、主に寝つきが悪かったり、興奮や緊張などで眠れないときの対処法が書かれています。項目は以下の六つです。

  • 夜眠気がやって来ないとき
  • ストレスで眠れないとき
  • 体の緊張をほぐしたいとき
  • リラックスして眠りたいとき
  • 不規則な生活で眠るとき
  • 体に不調があるとき

気になった所は、

呼吸、脈拍、血圧が乱れるので、レム睡眠は「自律神経の嵐」と呼ばれています。

引用:「驚くほど眠りの質がよくなる 睡眠メソッド100」

僕は、初めて知ったのでちょっと驚きでした。

スマホ等の睡眠アプリは、睡眠の深さはわかってもレム睡眠はわかりません。ですが、iWatch等のスマートウォッチには、レム睡眠が計測できるものもあるそうです。恐らくですが、レム睡眠時の脈拍の乱れを感知しているんだと思います。

でも、腕時計をしたまま眠って快眠できるかっていうとちょっと微妙です。そういう意味では、睡眠を正確に測るのはかなり難しいことだと思います。

右の鼻は交感神経、左の鼻は副交感神経に通じています。

引用:「驚くほど眠りの質がよくなる 睡眠メソッド100」

これも、初めて知りました。これがもし本当なら、例えば寝るときに左の鼻が詰まっていたら、なかなかリラックス出来ずに寝付けないことになります。本当かどうかはわかりませんが、人間の体はよく出来てるなと思いました。

第3章気持ちよく眠れる環境を作るコツ

この章では、寝具や寝室の環境の整え方、夏や冬に快眠するコツなどが書かれています。項目は以下の6つです。

  • 着る物を替えて快眠する
  • 寝具を替えて快眠する
  • 寝具のメンテナンス
  • 快眠できる寝室を作る
  • 夏の睡眠
  • 冬の睡眠

気になった所は、

ほとんどの人は、高すぎる枕を使っている

引用:「驚くほど眠りの質がよくなる 睡眠メソッド100」

先程も書きましたが、著者の三橋さんは1万人の枕のフィッティングをした経験をお持ちで、その経験によると大抵の人は高すぎる枕を使っているんだそうです。

多分ですが、多くの人が安物で単純な袋状のものにパイプ等の中身を詰めたものを使っているのかもしれません。そういうものを使っていると、詰め物を減らして低くした場合、寝ている最中に中身が動いて不快感を覚えたりします。なので、ちょっと違和感があってもパンパンに詰めて高い枕を使っているかもしれません。

僕は枕は寝具の中では一番重要だと考えているので、出来れば安物で我慢せずに自分にぴったりの物を探して欲しいと思います。

布団カバーを素早く替える裏技

布団のカバーを洗うことは清潔にする上で大切ですが、洗った後カバーを付けるのが面倒だったりします。この本に載っている裏技を使うと簡単に取り付けが終わるのでおすすめです。

第4章毎日の習慣で眠りが変わる

この章では、自分の睡眠のリズムを知る方法や、運動や食事等の快眠するための生活習慣が紹介されています。項目は以下の五つです。

  • ベストな睡眠リズムを知る
  • 快眠のための運動
  • 快眠のための食事
  • 快眠のための入浴
  • 快眠のためのアロマ

気になった所は、

健康な人は入眠に10~20分かかるのが普通です。

引用:「驚くほど眠りの質がよくなる 睡眠メソッド100」

よく「目をつむるとすぐに寝れる」という人はいますが、そういう人は睡眠不足の可能性が高いです。というのも、人は目をつぶって10分後くらいに眠っているときの脳波に変わると言われています。ですが、睡眠不足だと眠気がたまっているのですぐに脳波が変わってしまうのです。30分以上寝付けないというならともかく、10分ぐらいでは普通なので心配はいりません。

午前中の睡眠は前日の睡眠にプラスされます

引用:「驚くほど眠りの質がよくなる 睡眠メソッド100」

これも実際どうなのかわかりません。多分、夕方に居眠りをすると夜の睡眠に支障が出ますが、午前中は夜の睡眠に影響が少ないということだと思います。いくら影響が少ないからといって、長い時間二度寝していると、体内リズムが狂って言わゆるブルーマンデーになります。眠るなら2時間くらいが限度です。

第5章眠りを変わると人生がうまくいく

この章では、勉強や仕事での睡眠を生かすコツや睡眠を改善するメリットなどが説明されています。項目は以下の二つです。

  • 眠りを仕事に生かす
  • 睡眠で人生を変える

本の感想

この本は、睡眠の勉強が始めた初期にいろんなコツが知りたくて買いました。朝起きて頭をシャキっと起こすコツから寝具、アロマに至るまでかなり幅広くいろんなコツやテクニックが紹介されています。どれも解りやすく書かれているので実践しやすいので重宝しました。今でも、疑問点があるとこの本で確認する時もあります。

いかがでしたか。

見開きで書かれていて探しやすく、また書かれているコツも幅広いので様々な人に役立つと思います。流石に辞書代わりとはいかないですが、家に1冊あると便利だと思います。日頃のちょっとした睡眠の不満を解消するために活用されてはいかがでしょうか。

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