「誰でもできる『睡眠の法則』超活用法」の紹介

今回は、自由国民社から出版されている「誰でもできる『睡眠の法則』超活用法」という本を紹介します。


目次
基本情報
著者の紹介
本の特徴
こういう人におすすめ
目次と内容の紹介
本の感想


基本情報

著者 菅原洋平さん
出版社 自由国民社
定価 1400円+税

著者の紹介

この本は、前回に御紹介した「あなたの人生を変える睡眠の法則」の続編になります。なので、著者は前回と同じ菅原洋平さんです。詳しい紹介は、前回の記事を参考にしてください。

前作の記事はこちら「『あなたの人生を変える睡眠の法則』の紹介」

本の特徴

前作の本では、睡眠のメカニズムについて詳しい説明がされていましたが、この本では朝、昼、夕方、夜に分けて快眠できる生活習慣が説明されています。

また、夜勤の人や、仕事上早朝に起きて夜遅くまで働く人など、生活リズムが一般的でない場合の睡眠の工夫の例も紹介されています。本の最後では、主な睡眠に関するQ&Aもあります。

前作の本を読んだ人はこの本を読むと、睡眠に関する理解がさらに深まると思います。

こういう人におすすめ

  • 夜勤など生活が不規則な人
  • 快眠術に興味がある人
  • 前作を読んで興味が出た人

目次と内容の紹介

はじめに

第1章 わかりやすい睡眠のメカニズム

第1章は、前作の内容のおさらいです。また、前作では説明されていなかった「コルチゾール」についても説明されています。気になった所は、

「脳にとっての生活のスタートはあくまで起床した時なので、『何時に起床するか』を決めることが重要です」

引用:「誰でもできる『睡眠の法則』超活用法」

よく早寝早起きと言われます。しかし、体内時計のスタートは、朝起きて光を当てることから始まるので、「何時に起きて光を浴びるか」が重要です。なかなか夜型の生活が直せない人は、何時に寝るかよりも、まず頑張って早く起きて日光を浴びましょう。

第2章 朝にしたいこと

この章では、すっきりと目覚めてしっかり覚醒できる様々な方法が紹介されています。主に、光に関することが多いです。気になった所は

「コルチゾールが増えすぎている状態では、ネガティブな事を考えがちです」

引用:「誰でもできる『睡眠の法則』超活用法」

コルチゾールはストレスホルモンとして知られています。目覚めの時はもちろんストレスがかかったときでも分泌されます。よく長時間ストレスがかかった状態でいると、ネガティブなことが頭に浮かんできますが、この文を読んで納得しました。

第3章 昼にしたいこと

この章では、昼間の眠気に対処する様々のことが書かれています。主に仮眠について触れられています。気になった所は、

「アドレナリンの分泌に合わせて、お昼のバラエティー番組もテンションが高い」

引用:「誰でもできる『睡眠の法則』超活用法」

お昼頃は、だんだんと頭が働かなくなってきますが、体は何とか頑張って働かせようとアドレナリンを分泌します。お昼のテレビがテンションが高いのは、そのせいらしいです。あんまりのんびりした番組だと、退屈になってしまい視聴率が取れないのかもしれません。

第4章 夕方にしたいこと

この章では、夕方に体温を上げるためにできる簡単な運動がいくつか紹介されています。気になった所は、

「夕方に姿勢が崩れている方がいらっしゃったら、今晩はぐっすり眠れないかもしれない」

引用:「誰でもできる『睡眠の法則』超活用法」

姿勢を支える抗重力筋は、メラトニンの材料となるセロトニンの影響下にあるらしいので、夕方に姿勢を保つことが難しい人は、セロトニンが不足している可能性があります。すると当然メラトニンも不足するので、睡眠に影響が出ます。また、姿勢を維持することは体温をあげることにもなるのでその点でも睡眠に支障が出るそうです。

ただ、睡眠不足だといい姿勢を保つのはしんどくなってくるので、まずは体温を上げて睡眠の質を確保することが先決かもしれません。

第5章 夜にしたいこと

この章では、寝つきをよくするためや翌朝の目覚めをよくするための様々なテクニックが紹介されています。気になった所は、

「電車や新幹線の車内は明るい」

「スヌーズ機能を使用してる人は、使用しない人より起床後の活力が低かった」

引用:「誰でもできる『睡眠の法則』超活用法」

地方の電車の照明はまだ蛍光灯かもしれませんが、都市部や新幹線はLEDが多いと思います。LEDだと蛍光灯よりもブルーライトが多いので、駅と自宅が近い場合は帰ってもすぐに寝れない可能性があります。夜遅くて帰宅してすぐに寝たい場合は、PC眼鏡等を使ってブルーライトを遮断するようにしましょう。

スヌーズ機能は、寝起きが悪い人には便利な機能ですが、実は1つ落とし穴があります。それは、頻繁に使っているとスヌーズ機能に依存してしまうことです。簡単に言うと、スヌーズ機能なしでは起きれなくなります。

人の体は楽するように出来ているので、あまり便利な機能があるとそれに頼ってしまいます。スヌーズ機能は、夜遅くなった時や朝早い時など睡眠時間が短くなって、起きるのが難しい時に使うようにしましょう。

第6章 「睡眠の法則」超活用法

この章では、夜勤など不規則な生活の上で睡眠の法則を使う工夫の例が紹介されています。紹介されているのは、以下の6つです。

  • 「一日二食のタクシー運転手」
  • 「育児中の女性」
  • 「交代勤務」
  • 「PC 作業が多いエンジニア」
  • 「新聞記者」
  • 「飲食業で昼夜逆転生活」

第7章 脳を成長させる方法

この章では、睡眠を活用して物事を上達したり、新しい事を習慣化したりするコツが書かれています。もしかしたら、原稿書くときにネタが足りなかったかもしれません。どちらかというと、前作の本の第1章に近いことが書かれています。

第8章 Q&A

この章では、睡眠に関する様々な問いに著者の菅原さんが答えています。全部で27個あります。

気になった問いをいくつか紹介。

  • 「朝起きなきゃと思うのに二度寝をしてしまう。二度寝をしてスッキリする時と、だるくなる時があるのは、なぜ」
  • 「ながら作業が良くないということですが、音楽を聴きながら仕事をするのはだめなの?」
  • 「成長ホルモンは入眠3時間に出るなら、午前2時に寝て7時起きの私も成長ホルモンは出ていて、美肌になれるの?」
  • 「仕事のプレッシャーがあるときは悪い夢を見ることが多い。大丈夫でしょうか」

本の感想

どちらかというと、前作の本は睡眠のメカニズムの説明が大半を占めていて、こちらの本はより実践する上でのコツが多いです。前作を読んだ方が理解は深まると思いますが、この本だけでも十分効果は得られると思います。

いかがでしたか。

前作の本と対になっているので、出来れば両方共読むことをおすすめします。あまり睡眠のメカニズムは興味がない、手っ取り早くコツが知りたいという人はこの本だけでもいいです。