「スタンフォード式最高の睡眠」の紹介

こんにちは 管理人の井口です。

今回は、サンマーク出版から出ている「スタンフォード式最高の睡眠」という本を紹介します。20万部以上のベストセラーになっているので、知っている人、もしくはすでに買っている人も多いかもしれません。


目次
基本情報
著者の紹介
本の特徴
こういう人におすすめ
目次と簡単な内容の紹介
本の感想


基本情報

著者 西野精治
出版社 サンマーク出版
価格  1500円+税

著者の紹介

著者の西野さんは、スタンフォード大学医学部教授であり、スタンフォード大学睡眠生体リズム研究所の所長を務められています。主な研究は、睡眠の病気の一つで突然眠気に襲われるナルコレプシーの解明だそうです。

NHKのガッテンやクローズアップ現代にも出演されています。以外といったら失礼ですが、多くのアスリートが使用している「エアウィーヴ」の開発研究にも携わったことがあるそうです。

本の特徴

この本は、主に睡眠の質を改善することがテーマになっています。また、最初の方では、睡眠の役割や睡眠不足の影響などが説明されています。所々「世界最高の睡眠研究機関」と言われているスタンフォード大学睡眠生体リズム研究所での研究や実験結果が書かれていて説得力があります。後半は、昼間の覚醒度を上げる方法や仮眠のコツなどが書かれています。どちらかというと、コツと言うよりは考え方や理屈の説明が多いです。

こういう人におすすめ

  • 睡眠の質を改善したい人
  • 昼間に眠たくなる人
  • 睡眠の仕組みについて知りたい人

目次と簡単な内容の紹介

プロローグ 「ぐっすり」を追求した究極のスタンフォード・メソッド

0章 「よく寝る」だけでパフォーマンスは上がらない

この章では、睡眠不足の健康への影響について説明されています。気になった箇所は、

「男子高校生はなんと11日間も眠らなかった」

引用:「スタンフォード式最高の睡眠」

アメリカの男子高校生が、専門家の立ち会いのもと、断眠(眠らない)のギネス挑戦をした事が書かれていました。結果多少のマイクロスリープや、目が疲れたからと数十秒ほど目を瞑ったが、11日間も起き続けたそうです

ちなみに、本当かどうかはわかりませんが、今はこの手の記録挑戦はギネスは認めていないそうです。健康への影響が大きいからかもしれません。それに、11日間も起き続けるのも男子高校生の体質的な面も大きいと思います。

このような断眠は、睡眠の研究ではよく行われているみたいで、ある専門書では20代の男性が被験者になった例が書かれていました。その人は、4日目にはギブアップしたそうです。普通の人は、真似をしないほうがいいです。

「日本には、睡眠負債を抱える『睡眠不足症候群』の人が、他の国に比べて多い」

引用:「スタンフォード式最高の睡眠」

「睡眠不足症候群」というものがあると初めて知りました。睡眠不足症候群は簡単に言うと、「自分の体の不調が睡眠不足から来ていると認識していない場合」にそういうらしいです。つまり、自分が睡眠不足だと認識していないくて、病院に行くと病名として「睡眠不足症候群」とつけられるということみたいです。なので、睡眠不足だとわかれば問題はありません。ちなみに、目安は休日の寝だめが2時間超える場合は可能性があります。

「最初の90分を阻害すると、その後の睡眠が計測不能となるほど乱れてしまい、実験が継続できなくなる」

引用:「スタンフォード式最高の睡眠」

これも衝撃でした。ただ、よく考えてみると最初の90分は普通一番深く眠るはずです。そこが、眠れないと、体はおそらく「今は眠っては駄目なんだ」と察知して、緊急事態の状態になるのだと思います。

ただ、非常事態の状態は、長く続かないと思うので後でぶり返しがきつくなります。体を壊しかねませんので、試したりはやめましょう(しないと思いますが)。

1章 なぜ人は「人生の3分の1」も眠るのか

この章では、睡眠の仕組みについて詳しく解説されています。気になった箇所は、

「不眠症は『プラセボ効果』が高い」

引用:「スタンフォード式最高の睡眠」

プラセボ効果というのは、ただの粉末も思い込むと薬の同じような効果が出るということ。つまり、不眠症というのは、悩んでいる人の思い込みが多いということだと思います。

「睡眠時無呼吸症候群の人は診断され治療がされれば、個人の年間の医療費が半分になる」

引用:「スタンフォード式最高の睡眠」

これはカナダの試算らしいですが、半分というのは驚きです。

ただ、睡眠時無呼吸症候群は自分ではわからないと言われています。睡眠の途中で呼吸が止まるのですが、眠っているので気づかないのです。パートナーがいびきで起きて気づくことが多いみたいです。なかなか気づかずにいて、体の不調が増えると考えると、あながち的を得ているのかもしれません。

2章 夜に秘められた「黄金の90分」の法則

この章では、睡眠の質について説明されています。寝始めの90分が一番重要だというのがポイントです。

3章 スタンフォード式最高の睡眠法

この章では、実際に寝始めの90分を深くするコツが紹介されています。気になった箇所は、

「電車の動きは『1/ゆらぎ』だからだと言う専門家もいます」

引用:「スタンフォード式最高の睡眠」

「1/fゆらぎ」というのは、自然音に含まれている音の成分で、癒やしやリラックス効果があると言われています。しかし、電車の揺れにあるかというとちょっとという気もします。

「貧乏ゆすりで電車の揺れを再現したら眠気が訪れるか?」

引用:「スタンフォード式最高の睡眠」

これは、ちょっと笑ってしまいました。答えはもちろんNOですが、そもそも貧乏ゆすりは無意識です。意識的に貧乏ゆすりはできないと思います。出来ても自分で作った環境に眠くなるかというと疑問です。そうならば、自分で子守唄を歌うと眠くなるかと変わらない気もします。もちろん、それらに脳が飽きてきて退屈になったら眠くはなると思いますが、それなら別に何でもいいわけです。

4章 超究極!熟睡をもたらすスタンフォード覚醒戦略

この章では、熟睡するために昼間に頭をしっかり起こすコツが紹介されています。気になった箇所は、

「よく認知症の疑いがある兆候として『小銭がたまる』ことが挙げられる」

引用:「スタンフォード式最高の睡眠」

これも初耳でした。よく何を食べたか忘れることが多くなるとは言われますが、小銭の場合は、細かい計算が面倒くさくなるからかもしれません。ただ、最近は電子マネーも普及しているので、なかなかわかりにくくなっているかもしれません。

5章 「眠気」を制する者が人生を制す

この章では、昼間特に昼食後の眠気に対する対策が書かれています。主に仮眠について詳しく書かれています。

エピローグ 睡眠研究の最前線「スタンフォード」で見つけたこと

最後の章では、著者の西野さんの研究のことが触れられています。ナルコレプシーの研究が専門なので、ナルコレプシーのことが詳しく書かれています。

本の感想

僕がこの本を買ったのは、出てからしばらくたってからです。やっぱり題名に惹かれて買いました。中身も負けずに充実していて大変参考になりました。特に、体温と眠気の関係は目からウロコが出ました。

いかがでしたか。

ベストセラーになっているので、持っている人も多いと思います。睡眠の質を改善する上ではなくてはならない本だと思います。まだ読んでないという方は、一度読んでみてはいかがでしょうか。