カフェインの代謝に関わる5つの要因

こんにちは 管理人の井口です。

シリーズ「カフェイン」。
今回のテーマは「代謝」です。
代謝とは、「体に入ったカフェインが出て行くのに、どれくらいの時間が必要か」ということです。睡眠に影響が無い範囲でカフェインと付き合うなら、知っておいて損はないと思います。


目次
一般的な成人の場合は4時間
カフェインの代謝の要因
今回のポイント


一般的な成人の場合は4時間

まず、データを上げておきます。

一般成人 4時間
高齢者 8時間
喫煙している人 2時間
経口避妊薬を服用 8時間

(注)この時間は半減期です。半減期というのは、体内(正確に言うと血液中)のカフェインの量が半分になる時間のことです。

つまり、2/1、4/1、8/1と減っていきます。数字上はいつまでも残りますが、実際は尿から排出されたりするので、いつかはゼロになります。全く摂らなくなると、どんなに摂っていても3日もすれば、ゼロになります。ただ、離脱症状は1週間続きます。
カフェインの離脱症状について知りたい方は、こちらの記事をどうぞ。
「カフェインの5つ+1の禁断症状」

カフェインの代謝の要因

カフェインの代謝は下記の5つの要因に左右されます

年齢

高齢者の時間が長いのは、体外に排出する力が弱っているためです。だから、年をとってくると、風邪薬等の薬を飲む回数が減ってきますが、同じ理由からです。

喫煙の有無

タバコを吸うと、カフェインを分解する酵素が活性化します。なので、喫煙者は一般の人よりもカフェインの代謝が早いです。ただ、タバコを吸っているとニコチンによる肺がんのリスクが増えます。そっちの方が怖いのでカフェインを出すためにタバコを吸う必要はないです(そんな人はいないと思いますが)。

経口避妊薬の服用

経口避妊薬(ピル)を服用していると、理由はわからないですが代謝にかかる時間は倍になります。

ちなみに、経口避妊薬は、薬の効果で擬似的に妊娠状態を作り出す薬なので、妊婦の人も同様に代謝が遅くなります。特に臨月の人はさらに時間がかかるらしいです。お腹の赤ちゃんが関係しているのかもしれません。また、カフェインを摂りすぎると早産や障害のある赤ちゃんが生まれる可能性が指摘されてるので、妊婦の方はカフェインを控えた方がいいと思います。

体重

あと、関係してくる要因として「体重」があります。体重が軽い人よりも重い人のほうが代謝は早いです。ただ、肥満の人は、睡眠の質が下がりやすく睡眠不足になりやすいため、カフェインの摂取量が増えやすいです。よって、差し引きゼロです。

肥満と睡眠の関係について詳しく知りたい方は、こちらの記事をどうぞ。「睡眠不足と肥満の怖すぎる関係」

アブラナ科の野菜の摂取

野菜を食べている量も影響します。

ブロッコリー等のアブラナ科の野菜には、カフェインを分解する酵素を活性化する作用があるらしいです。

アブラナ科の野菜は、他にはキャベツ、大根、カブ、白菜があります。ややこしいですが、男性の方が女性よりも野菜の効果が高いらしいです。

今回のポイント

カフェインの代謝時間は、一般的な成人の場合4時間で半分になる。その他年齢や喫煙の有無などいくつか要因がある。

いかがでしたか。

カフェインは、副作用が決してないわけではありません。しかし、自分に合った範囲で摂取すると非常に役立つ成分です。決して依存せずに賢く付き合いたいものですね。