冬に快眠するための6つのポイント

こんにちは 管理人の井口です。

今回のテーマは「冬の睡眠」です。

意外かもしれませんが、冬は一年のうちで一番よく眠れます。もちろん、ポイントを押さえないと睡眠の質は下がります。そして、睡眠の質が下がってしまうと風邪を引く可能性が高くなってしまいます。そこで今回は、冬に快眠をするポイントを6つ紹介します。


目次
冬は一番よく眠れる
冬に寝起きが悪くなる理由
日光を浴びる
湯冷めに注意
暖かくなった日に注意
寝具は保温性重視
スウェットで寝ない


冬は一番よく眠れる

冬は、一年のうちで一番よく眠れます。なぜなら単純に「寒い」からです。どういうことかというと、気温が低いので呼吸で冷たい空気を吸い込むだけで、肺等が冷えるので深部体温が下がりやすくなります。なので、冬は一年で一番深く質がいい睡眠が取りやすい季節だといえます。

冬に寝起きが悪くなる理由

中には、冬になると寝起きが悪くなる人もいると思います。寝起きが悪くなる理由は以下の2つが考えられます。

  • 体温が上がりにくい

    一つ目が「体温が上がりにくい」からです。

    寒いので、体温が下がりやすく深く眠れる冬ですが、反面当然朝の気温が一番低い季節です。なので、朝起きる時に体温が上がりにくく、頭がなかなか動かないです。その場合は、布団の中で数分じっとしているのが一番です。じっとしていると、頭がはっきりしてくるので、それから起きましょう。

    すぐに起きて冷たい空気に触れるのも、もちろん効果はありますが、血圧が急上昇するので高血圧で不安な方は注意してください。また、エアコンで、起きる2時間ほど前から部屋を温めると起きやすくなります。

  • 睡眠負債が溜まっている

    二つ目が「睡眠不足で睡眠負債が溜まっている」からです。

    冬は何もしなくても深く眠れます。なので、普段睡眠の質が悪い人は、冬になると体がここぞとばかりに深く眠ります。起きる直前まで深く眠ってしまうので、朝起きる時は頭がぼーとしてしまうことが多くなるわけです。

    スマホのアプリ等で起きるのも効果がありますが、そもそもずっと深く眠っている状態なので、起きるベストタイミングがなかなかないので、あまり変わらないかもしれません。そういう人は、普段からもう少し睡眠の質について気を配って下さい。

日光を浴びる

冬で注意することは、意識して日光をあびることです。

なぜなら、冬は日が短くなっていくので、日光が少なくなりがちです。すると、セロトニンが不足してしまいます。セロトニンが不足すると睡眠ホルモンであるメラトニンが不足するするので、寝つきや途中覚醒など睡眠に支障が出ます。

ちなみに、余談ですがセロトニンが不足すると鬱になりやすくなると言われています。実際に冬の間だけ鬱の症状が出る「季節性情動障害(冬季うつ病)」という病気もあります。なので、冬の間、特に朝が早い人は昼間に意識して日光を浴びましょう。

湯冷めに注意

冬は、湯冷めに注意して下さい。湯冷めしてしまうと、お風呂に入ってせっかく上がった体温が下がってしまいます。すると、寝るときに体温の下がり幅が小さくなるので、睡眠が浅くなってしまいます。せっかく深く眠れる季節なのにもったいないので、しっかり暖かい服装をして体が冷えないようにしてください。

暖かくなった日に注意

近年は、異常気象で冬でも暖かい日がありますが、睡眠について言うと暖かい日、正確に言うと翌日の最低気温が高い場合は要注意です。

どういうことかというと、冬は寒いので、息をしているだけでも体温が冷えます。なので、体はあまり汗をかかなくなります。そいうときに暖かい日が来ると、呼吸だけでは体が冷えないので、睡眠の質が下がります。もちろんあまり暑いと汗をかきますが、冬は気温が低く湿度が高いので、汗が蒸発しません。なので、寝苦しくなって睡眠の質が下がります。つまり、冬の暖かい朝は睡眠の質が下がりやすいわけです。

ちなみに、僕は天気予報で最低気温を見て掛け布団を調整します。平年より5度くらいは大丈夫ですが、10度も高くなるとそれでも質が下がってしまいます。そんな日はあまり無いですが。睡眠の面で言うと、冬は寒い方がよく、暖かい日は要注意です。

寝具は保温性重視

当たり前ですが、寝具は保温性を重視してください。特に、ベッドのマットレスで寝ていて、しかもマットレスがボンネルコイル型の人は要注意です。

マットレスの種類の記事でも書きましたが(マットレスの種類の特徴の記事はこちら『マットレスの3つの種類とその特徴』)、ボンネルコイル型は、通気性がいい反面冬は、布団の中の空気の熱が逃げやすいので、しっかりと保温する事が肝心です。なので、ベッドパッドや敷きパッドも保温性を重視して選んでください。

ポケットコイル型は、ボンネルコイル型に比べると、通気性が悪いが、冬は熱がこもりやすく暖かいので、神経質になる必要は無いと思います。

敷き布団の場合はちゃんとふっくらしていれば大丈夫ですが、長年使っていて、ぺちゃんこになったいわゆる煎餅布団だと保温性が低下しているので、しっかりと保温性が高い敷きパッドを選んでください。

また、毛布や掛け布団のかける順番でも暖かさが変わっていきます。詳しくはこちらの記事をどうぞ「快眠するための掛け布団のポイント」

スウェットで寝ない

冬は寒いからとスウェットの部屋着で寝ていませんか。スウェットで寝るのはオススメしません。なぜなら、暑い上に汗を吸わないので寝苦しくなります。暖かくて普通よりも汗を多くかいた場合、内側に水滴がついて冷たくなり、その冷たさで目が覚めてしまう時もあります。

寝間着は、スウェットではなく、綿やシルク、ガーゼなどの薄手のものにしましょう。寒いと思うかもしれませんが、10分もすれば体温で布団の中は暖かくなるので気になりません。部屋着としては寒すぎるので、寝る直前に着替えます。

ちなみに僕は、綿の薄いTシャツと長袖のズボンで一年中寝ています。寝間着について詳しく知りたい方はこちらの記事をどうぞ。「寝間着に関する基礎知識」

いかがでしたか。

冬に睡眠の質が低下すると、風邪をひくリスクが高まります。風邪やインフルエンザを予防する意味でも、今回の記事を参考にしっかりと快眠をしましょう。

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