NHKのゴゴなまの「不眠」の特集を勝手に解説してみた

こんにちは、管理人の井口です。

5月14日のNHKの番組のゴゴなまという番組で睡眠について、主に不眠について特集していました。番組のコンセプトは中高年向けの情報番組なので特集の内容も中高年向けですが、若くても不眠に悩んでいる人は、参考になるかと思います。そこで、今回は番組の内容を感想も交えながら解説していきます。


目次
不眠症状とは
睡眠時間について
寝床に長くいるといけない理由
睡眠薬について


不眠症状とは

よく睡眠不足と混合される「不眠」という言葉ですが、「寝付けない」「途中で目が覚める」「朝早く目が覚めてしまう」といった睡眠の悩みがある状態を指します。厳密に言うと、「眠るのに抵抗がある状態」も指すそうです。普通の人ならありませんが、子供や認知症の人なんかは眠るのに抵抗がある人もいるそうです。

また、「眠い」「やる気が起きない」など日常に支障がある状態になると、不眠症と診断されます。診断基準は、週に3日以上に不眠の状態が起き、それが3ヶ月以上続いている状態です。ちなみに、よく眠れない=不眠症と思っている人もいますが、厳密に言うと不眠症は原因がよくわからないけど不眠の症状が出ている状態です。

例えばうつ病等の精神疾患でも不眠の症状はあるので、そういったものを除外していかないと確定できません。素人が安易に判断せずにちゃんと医師の診断を受けたほうがいいです。

睡眠時間について

番組では、睡眠時間についても取り上げられていました。昔から「8時間眠るのがいい」と言われていますが、年齢と共に睡眠時間は浅く短くなります。また、個人差も大きいです。ロングスリーパーと呼ばれる人たちは8時間以上寝ないといけませんし、ショートスリーパーと呼ばれる人たちは6時間以下でも大丈夫です。ちなみに、ショートスリーパーの人は、体質的に長く眠れません。なので、週末に寝だめもしません。

普段睡眠時間が短くても週末に寝だめをしている人は、ただ単に睡眠不足の可能性が高いです。おおよその平均は、20代が7時間半、30代が7時間、40代が6時間半、60代が6時間程度です。先も言ったように個人差があるので、あくまで目安で考えてください。

寝床に長くいるといけない理由

よく、高齢者の人や寝付けない人は寝床でずっと寝ていたりしますがあまり長くいると睡眠の質が下がる可能性があるのでやめたほうがいいです。理由は簡単に言うと「体が寝床を寝る場所だと認識しなくなるから」です。

どういうことかというと、人間の体(脳)は、よく出来ていていつも同じ場所で同じ行動していると、そのうちにその場所でいくと自然に同じ行動が出るようになります。どんなに気分が乗らなくても、いつも仕事をしている机に座ると仕事をするようになります。睡眠も同じで、眠れないからと言って寝床でダラダラしていると、ダラダラするという行動を体が覚えてしまいます。当然寝付けなくて焦ると余計に眠れなくなってしまいます。

なので、寝付けなかったら一度起きましょう。時間的な目安は15分です。15分たっても眠れないと一度おきて気分転換しましょう。1時間ほどすると眠気の波が来るので、そのチャンスを待ったほうが睡眠の質は上がりやすいです。

早く目が覚めた場合も同じです。場合によっては起きてしまったほうが、夜の睡眠の眠気が溜まりやすいのでいいかもしれません。判断の目安は、いつも起きる時間から2時間前です。この時間帯は、体温が底を打って上がり始める時間帯で、体が起きる準備をする時間帯です。なので、この時間帯よりも遅ければあまり体に影響はありません。ただ、日光を浴びたりすると体内時計が早くなってしまうので、避けたい人は気をつけましょう。

ちなみに、人は習慣の動物で、いつも寝る時間に寝ようとします。なので、その2~3時間前は実は寝ないようになっています(番組では睡眠禁止ゾーンと言っていました)。なので、早く寝るにしても1時間前が限度です。よく「早寝早起き」と言われますが、実際は「早起き早寝」です。早く起きて日光で体内時計をリセットしないと早寝は難しいです。

番組でも言っていましたが、眠たくて寝れたとしても体が起きようとする時間帯なので、睡眠が深くなりません。疲労回復の作用がある成長ホルモンの量が少なくなるので、早く寝たのに疲れが取れてないということになります。睡眠禁止ゾーンはうっかりしやすいので、気をつけてください。

睡眠薬について

睡眠薬についても簡単に触れられていました。睡眠薬については、基本的な知識は以前に記事を書いたので、気になる方は参考にしてください。(睡眠薬についての記事はこちら『』)

専門家の先生は、副作用もあまりなくて危険性も少なくなっていると言われていましたが、それはちゃんと医師のや薬剤師の注意点を守り、服用する量を守って上での話だと思います。睡眠薬は、専門的には向精神薬に分類されます。簡単に言うと「人の中枢の神経に作用する薬」だということです。なので、間違った使い方をすると、影響が全身に及ぶ可能性があります。

なので、きちんと用法、用量はちゃんと守りましょう。もし、効きが弱かったり、途中で目が覚めたりするような不都合がある場合は、主治医の先生に相談しましょう。もし、自分で多く飲んだりすると、副作用や薬が効かなくなったり、不眠症が悪化する可能性もあります。なので、決して素人判断で薬の飲み方を変えないようにしましょう。

いかがでしたか。

若い頃は、何もしなくても眠れます。年をとると体や食べ物の好みも変わるように睡眠も変わります。流石に、いつまでも20代の頃と同じように眠るというのは無理ですが、工夫次第で若い頃と同じように睡眠に満足することは可能だと思います。今回の記事が参考になれば幸いです。