夏の睡眠におけるエアコンの感染対策を考えてみた

こんにちは 管理人の井口です。

今回のテーマは「夏の睡眠とコロナ」です。

非常事態宣言が解除されてしばらくたちますが、また感染が増えつつあります。感染増加の原因の一つが、エアコンの冷房の可能性があるらしいです。「冷房クラスター」という言葉もあるくらいです。

ただ、夏に快眠するにはエアコンは必要不可欠です。感染が怖いからといって、エアコンをかけずに寝ると、睡眠の質が下がり免疫力が落ちてしまいます。免疫力を維持するためにはエアコンは欠かせないし、エアコンをかけると感染が怖いというジレンマになってしまいます。そこで今回は、睡眠中のエアコンの感染対策について考えていきます。

快眠するためのエアコンの使い方について知りたい方は、こちらの記事をどうぞ。

「快眠するためのエアコンの使い方」

「快眠するためのエアコンの使い方 実践編」


目次
夏の快眠にエアコンが必要である理由
エアコンは換気をしない
夏の睡眠での感染対策


夏の快眠にエアコンが必要である理由

「なぜ快眠をするにはエアコンが必要か」というと、ズバリ「日本の夏は高温多湿のため」です。高温多湿な環境で寝ると睡眠の質が下がるのですが、その理由は以下の二つです。

  • 汗の量やかく時間が増える

    室温が高いと汗の量やかく時間が増えます。

    人は眠るときは体温が下がります。夏の間は、汗をかき、汗が蒸発する気化熱で体温を下げます。室温が高いと当然体温も高いので、体温を下げるためにより多くの時間に汗をかき、量も増えます。

    実は、「汗をかく」という働きは、自律神経の交感神経が担っています。なので、汗をかいてる間は交感神経が働きやすく、副交感神経の働きが鈍くなります。睡眠中は、副交感神経が活発になるので、汗をかいてる間は睡眠の質がさがってしまうわけです。

    また、汗の量が多いと、熱中症の可能性が高くなってしまいます。かといって、あまり室温が低いと、今度は寒くなってしまい体温が下がらなくなるので気をつけてください。

  • 体温が下がりにくい

    二つめが「体温が下がりにくいから」です。先程も書いた通り、睡眠中は汗をかいて体温を下げるのですが、湿度が高いとかいた汗が蒸発しないため体温が下がりません。その結果、より多くの汗をかくし、当然熱中症の可能性も高くなります。そこまでいかなくても、汗がべたついて寝苦しくなります。

    ちなみに、快眠するのに適した気温や湿度は、室温26±2℃、湿度50~60%くらいだといわれています。エアコンの設定温度は、この数字を目安にして、ご自分の適した温度を探してください。

エアコンは換気をしない

僕もつい最近知ったのですが、エアコンは換気をしていないのだそうです。では、なぜ涼しくなるかというと、「冷媒」という液体の物質を使い、部屋の空気の熱だけを外に出しているそうです。

エアコンの仕組みは、内部にある熱交換器という部品があり、そこで部屋の空気の熱を冷媒に移すことで、部屋の温度を下げているそうです。室外機は、何のためにあるかというと、熱くなった冷媒を冷たくする役割だそうです。ちなみに、暖房は、冷媒に圧力をかけて、高温にして部屋を温めているそうです。なので、部屋の空気自体は、くるくると循環しているだけです。もしコロナがあると、部屋全体に拡散してしまい、クラスターが発生してしまうわけです。

もちろん、換気の機能もあるエアコンもあるそうですが、大半のエアコンはありませんし、その換気機能も換気扇よりも劣るとも言われています。なので、昼間は、換気をしましょうと言われるわけです。

エアコンの仕組みについては、こちらのサイトに図入りでわかりやすく書かれています。興味があれば読まれてはいかがでしょうか。

夏の睡眠での感染対策

ただ、昼間は換気をしても睡眠中はそうは行きません。このブログでも、推奨しているのが「睡眠中はエアコンは一晩中かけること」です。暑くなり寝苦しくなると、睡眠の質が下がるからです。では、睡眠中の感染対策はどうすればいいか、3つのポイントを考えてみました。

    • 同じ部屋で寝ない

      一番いいのは、「同じ部屋で寝ないこと」です。同じ部屋で寝ているから、コロナを吸い込み感染してしまいます。違う部屋で寝ていると、昼間に接触感染等する可能性はあっても、睡眠中は防げます。しかし、部屋の数やエアコンの数等の理由で現実的には難しいかもしれません。

    • フィルター・空気清浄機を利用する

      次が「フィルターや空気清浄機を利用すること」です。エアコンは各メーカーから別売りでエアコンの内部に取り付けるフィルターが販売されていると思います。主に花粉等を取るのが目的でコロナに対しては効果があるかはわかりませんが、ないよりはマシかも知れません。また、エアコンの本体に外から直に貼り付けるフィルターもあるようです(下にリンクを貼っておきます)。これらを利用すると、多少はましになると思います。また、直に貼り付けるタイプは、扇風機等にも利用できるらしいので、扇風機も使っている人は一度考えられてはいかがでしょうか。また、心配な方は、空気清浄機も併用するといいでしょう。僕は使ったことがないのでわかりませんが、もし動作音がうるさい場合は、離れたところに設置するなどの対策をしましょう。

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    • 換気をする

      3つ目がやはり「換気」になります。ただ、睡眠中は窓を開けっ放しで寝る必要があります。部屋の窓の位置等でも変わってくるので、正解はないですが、換気を考える上でのポイントはあります。

      • 空気の流れを作る

        「換気をする」ということは、外から空気が入って、部屋の空気が出ていくわけです。つまり、空気の流れを作ることになります。そのポイントは、「できるだけ離れたところの窓を開けて、空気の流れを長くすること」です。近くの窓を開けて換気をしても、その窓の付近の空気しか入れ替わらないので、効率が悪いです。できるだけ離れたところの窓を開けるようにしましょう。

      • 空気の流れの中に自分を置く

        寝るためには、涼しくなる必要があるので、作った空気の流れの中に自分を置きましょう。全身に当たれば一番ですが、一箇所だけ当たりのであれば、足に当てるようにします。足裏からの熱の発散がスムーズになるので、体温が下がりやすくなります。もし自分に当たらなければ、多少は涼しくなるかもしれませんが、湿度はやや高いので、寝苦しくなります。もし、ベッドで寝ていて無理という人は、サキュレーターを使い、強引に流れを作りましょう。

      • サキュレーター・扇風機の注意点

        サキュレーターを使う場合は、風を直接体に当てないようにしてください。時々サキュレーターを扇風機代わりに使う人がいますが、サキュレーターは空気の循環が目的で作られているので、扇風機よりも風が強いです。なので、直接体に当たると体が冷えやすいので注意が必要です。もし、どうしても当たる場合は扇風機のほうがいいです。扇風機の場合でも、一箇所に当たり続けるのは良くないので、風は弱くして首振り機能を使いましょう。

マンションにお住まいの場合は、換気システムがある場合があるようです。それを利用したほうが効率がいいので、一度調べてください。

部屋の換気についてのポイントは、こちらのサイトに詳しく解説されているので参考にしてください。

ダイキンは空気・空調の専門家として、換気することによって、健康で快適な生活に役立つ情報をお伝えしていきます。意外と知らない24時間換気システムの正しい使い方や、部屋のタイプや窓位置による効果的な換気の方法など、換気の基礎知識からご家庭でできる上手な換気方法についてご紹介します。

いかがでしたか。

感染対策を考えてきましたが、睡眠中はエアコンは必須なので対策には限界があります。対策を講じるはもちろん大事ですが、やはり重要なのは、昼に感染しないようにすることだと思います。マスクや手洗いや消毒、ソーシャルディスタンスを心がけた上で、今回の記事を参考にして、夏を乗り切ってください。