こんにちは。管理人の井口です。
今回は、集英社新書からでている「赤ちゃんと体内時計」という本を紹介します。
目次
・基本情報
・著者紹介
・本の特徴
・こういう人にオススメ
・目次と簡単な内容紹介
・本の感想
基本情報
- 著者 三池輝久
- 出版社 集英社新書
著者の紹介
著者の三池輝久さんは、小児科医で専門は小児神経科です。子供の睡眠障害の臨床や研究に30年携わっておられます。現在は、熊本県県北病院で、睡眠と発達外来で診察されています。
ちなみに、熊本県県北病院には、夜泣き・不機嫌・すぐ泣く子外来というものもあります。こちらかもしれません。HPを見る限り、どちらの外来も予約制らしいです。下に病院のリンクを貼っておくので、興味がある方は見てみてください。
本の特徴
この本は赤ちゃんには睡眠がいかに大事か書かれている本です。赤ちゃんの睡眠の睡眠不足の影響から、月齢ごとの寝かしつけの方法も書いてあります。ただ、内容はやや専門的で難しめなので、育児の際に参考するには厳しいかも。ただ単に、寝かしつけの方法が知りたい場合は、他の本がいいと思います。
こういう人にオススメ
- 妊娠中の方
- 出産を控えている夫婦
目次と簡単な内容の紹介
第1章 ヒトと体内時計
この章では、簡単に体内時計がどんなものかが書かれています。
第2章 体内時計は発達する
この章では、主に赤ちゃんの体内時計が成長していく過程が、段階ごとに書かれています。
第3章 赤ちゃんと概日リズム障害
この章では、赤ちゃんと睡眠障害の関係について書かれています。
第4章 眠れない赤ちゃんー生後1ヶ月までー
この章では、生後一ヶ月までの睡眠障害の例が書かれています。
第5章 眠るタイミングがつかめない赤ちゃんー生後1ヶ月から2歳までー
この章では、生後一ヶ月以降の睡眠の問題や睡眠障害について、実際にあった症例をもとに解説されています。
第6章 胎児期から始まる生活習慣病の予防
この章では、赤ちゃんのときの睡眠とその後の生活習慣病の関係について書かれています。
第7章 治療 正しい眠り方を教える
この章では、赤ちゃんの睡眠の問題を解決するアドバイスと、実際にあった症例が書かれています。
本の感想
赤ちゃんの睡眠については、まったくといっていいほど、予備知識がなかったので大変勉強になった本です。専門の人が書くと、内容は確かだが専門用語が多くなり難しくなるので読むのが大変。夜泣きに困ってから読むというより、出産前にこれからの心構えのために読む本という印象。
いかがでしたか。
今回は、「赤ちゃんと体内時計」という本を紹介しました。
内容は難しいけど、出産前に読むと他の寝かしつけの本を読む時に理解が早くなると思います。落ち着いている時に一度読まれてはいかがでしょうか。
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